「安いから買っておこう」「高いからやめておこう」。
以前の私は、買い物をするときに、そんなふうに値段を基準に考えることもありました。
でも、暮らしていくうちに、少しずつ買い物の基準が変わってきました。
今は、値段だけではなく、
「今の我が家にとって、本当に価値があるものか?」
を考えてから買うようにしています。
安いから買う、ではなく「使うか」を考える
100円ショップなどで、「これがあったらちょっと便利そう」と思うものを見つけることがあります。
実際に以前、粉ミルクを調乳するときに、付属のスプーンより少ない回数ですくえそうな100均のスプーンを見つけました。
一瞬「便利そうだな」と思ったのですが、ふと、
「でも、これを使うのって、ミルクを飲んでいる期間だけだよね」
と気づきました。
そう考えると、わざわざ買うほどではないかなと思い、購入をやめました。
100円だから損をしないように感じても、使わなくなったものは収納場所を取ります。
安いかどうかより、実際にどれくらい使うのか。
これを考えるようになりました。
どれくらいの期間使えるものかを考える
子育て用品は、特に「使える期間」が短いものも多いですよね。
赤ちゃんの時期しか使わないもの、成長するとすぐにサイズが合わなくなるものなど、便利そうでも使用期間が短いことがあります。
もちろん、その短い期間に大きな助けになるものなら買います。
でも、「ちょっと便利になるくらい」なら、
「数か月後には使わなくなるかもしれない」
ということまで考えて、一度立ち止まるようになりました。
「今必要か」だけでなく、「いつまで必要なのか」も、私にとっては大切な判断基準です。
使わなくなった後のことまで考える
もう一つ、最近意識するようになったのが、
「これ、使わなくなったらどうする?」
ということ。
特に大きな家具は、買うときだけでなく、手放すときのことまで考えます。
例えば子ども用のベッド。
ベビーベッドを卒業した今、子どもが小さいうちは便利でも、成長すれば使わなくなる時期がやってきます。
そこで我が家は、小学生くらいまでしか使えないベッドを買うのではなく、将来的にも使える来客用の布団セットを購入しました。
子どもが小さいうちは、その布団を子どもの寝具として使い、子どもが成長して必要なくなった後は、来客用の布団として使う予定です。
「子ども用」としての役目が終わったら、それで終わりではなく、次の使い道があるものを選ぶ。
そう考えると、限られた家のスペースも無駄にしたくないと思うようになりました。
大きな家具は、不要になったときに分解したり、大型ごみとして処分したりする手間もあります。
そこで我が家では、子ども専用としてしか使えない家具を増やすのではなく、将来的には来客用の布団セットとしても使えるものを選ぶなど、一つのものを別の用途にも使えるようにしています。
買うときに「便利そう」だけで決めるのではなく、
使わなくなったときまで想像する。
これだけでも、物の選び方がかなり変わりました。

「今の暮らしに合っているか」も大切
どんなに便利なものでも、我が家の暮らしに合わなければ、結局使わなくなることがあります。
例えば食器洗い乾燥機。
便利な家電だと思いますが、我が家は3人家族で、もともと食器の数がそれほど多くありません。
さらに賃貸のキッチンで、置くスペースにも限りがあります。
そのため、我が家では今のところ使っていません。
一方で、ドラム式洗濯乾燥機やロボット掃除機は、我が家の生活にはよく合っていました。
同じ「便利家電」でも、家庭によって必要度は違います。
だから私は、
「みんなが持っているから」ではなく、「我が家ではどうか」
を考えるようにしています。
高いものを避けることが節約とは限らない
以前は、「高いものはなるべく買わないほうがいい」と考えることもありました。
でも今は、高いか安いかだけでは決めません。
高くても、
- 長く使える
- 使用頻度が高い
- 家事や生活の負担を大きく減らしてくれる
- 自分たちが十分に価値を活かせる
と思えるものなら、買うこともあります。
反対に、安くても使う期間が短かったり、収納場所を取ったり、手放すのが大変だったりするなら、買わない。
値段ではなく、そのものから得られる価値を見る。
そんな考え方に変わってきました。
私が買う前に考えている5つのこと
今の私が何かを買うときは、ざっくりこんなことを考えています。
- 今の我が家に本当に必要?
- どれくらいの期間使う?
- 使わなくなったらどうする?
- 収納する場所はある?
- 値段に対して、得られる価値は大きい?
もちろん、毎回こんなに真剣に考えているわけではありません。
でも、「あったら便利そう」というだけのものほど、一度立ち止まる。
それだけでも、なんとなく物を増やすことが減りました。
「買わない」も、お金の使い方のひとつ
私は、何でも我慢して節約したいわけではありません。
むしろ、必要だと思ったものや、生活を本当にラクにしてくれるものには、きちんとお金を使いたいと思っています。
だからこそ、なんとなく買ってしまうものを減らす。
そうすれば、本当に欲しいものや、家族で楽しみたいことにお金を回すことができます。
「安いから買う」「高いから買わない」ではなく、
今の自分たちの暮らしにとって、本当に価値があるか。
そして、
使い終わった後のことまで含めて、持ちたいと思えるか。
これからもそんな視点で、我が家に合うものを選んでいきたいと思っています。


コメント